自閉症スペクトラム治療の最前線
オンラインで出来る発達障害のための集団プログラム
COLUMN
約37人に1人がASDであるという割合
精神科の中でも近年、自閉スペクトラム症(ASD)※以下(自閉症)の患者さんが増えている傾向があります。
2022年に厚生労働省の研究班(金子氏他)が発表した疫学調査では、6歳から15歳の小・中学生における自閉症の有病率は、2.68% と推定されています。
これは、約37人に1人がASDであるという割合になります。
参考 研究事業名: 厚生労働科学研究費補助金(成育疾患克服等総合研究事業)
研究課題名: 「発達障害児に対する早期診断・早期介入及び支援のあり方に関する研究」
研究代表者: 金生 由紀子(カネコ ユキコ) 氏
報告書発行年度: 2022年度(令和4年度)
発達障害児に対する早期診断・早期介入及び支援のあり方に関する研究」総括・分担研究報告書 2022
自閉症の診断を受けていない方でも、「働きにくい・まわりの人と接すると疲れる」と思ったことはありませんか?
1.なぜ怒られているのかわからない
2.何が問題なのかわからない
3.怒られたのをわかってない、気づけない
4.言葉を文字通りに受け取ってしまい、冗談や比喩がわからず不快な思いをする時がある
5.自分の興味のあることを一方的に話し続けてしまい、集団での会話についていけない、
または周囲から「一方的」や「自己中心的」と誤解されてしまう
6.雑談が重視される職場で、無理に対人交流をしようとすると過剰に疲れてしまう
7.報告・連絡・相談(報連相)の困難:適切なタイミングで上司や同僚に状況を伝えることができず、トラブルに発展してしまう
8.人に聞くことが苦手で、抱え込んで悩んでしまう
これらは、自閉症の診断を受けている方が働くうえや日常生活で困っている内容の一例です。
もしかしたら自閉症かも?精神科を受診すれば解決できる?
精神科を標榜している医療機関を受診した際、どこの医療機関においても自閉症の診断はできたとしても、必ずしも専門的な医療が受けられるとは限りません。薬による治療は直接的な効果がないため、生活しやすくするには、自身の特徴を理解して上手く付き合う方法を考えることや、自分に合った環境を整えることが必要です。
自閉症と診断がされれば、治療方法がある?
自閉症の診断を受けても、結局、治療法はあるんですかというと、治療法はないんですと言われてしまって困ることもあります。医療機関によっては、公認心理師や臨床心理士によるカウンセリングを薦められることもあります。
なぜ自閉症の治療でカウンセラーを紹介されるのか?
自閉症の特性そのものを「治す」ことは容易ではありませんが、カウンセラーによるカウンセリングや心理療法は、自閉症の方が社会生活で直面する「生きづらさ」や、特性から生じる二次的な精神的な問題(うつ、不安、低すぎる自己肯定感など)・働くうえでの問題や行動に対して、非常に有効であると考えられています。
自閉症に特化したカウンセリングを受けるには?
全てのカウンセラーが自閉症の知識があるとは限らず、充分なカウンセリングを受けられるないのが現状です。
自閉症治療の最前線:オンラインで出来る発達障害のための集団プログラム
適切な指導あるいは適切な治療を受けられる機会や医療機関がないのが現状で、それに対して私たちテラピでは、オンラインという形で、しかも安価にできるグループによるカウンセリング「発達障害のための集団プログラム」の提供を実現しております。

自閉症に対して、個別プログラム・集団プログラムをおこなっております。なおカウンセリングはオンラインでも可能です。
オンラインで出来る「発達障害のための集団プログラム」とは?
昭和大学の発達障害専門プログラムマニュアルに基づき 自閉症に対する集団プログラムとして行われるものです。
参考 厚生労働省 発達障害専門プログラムマニュアル ~コミュニケーションの基礎編~
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12200000-Shakaiengokyokushougaihokenfukushibu/0000067425.pdf
<その他プログラム資料> 下記マニュアルを参照し作成
『大人の自閉症スペクトラムのためのコミュニケーション・トレーニング・マニュアル』
『大人の自閉症スペクトラムのためのコミュニケーション・トレーニング・ワークブック』
一つのグループで6人ぐらいを予定しています。
このプログラムでは、認知行動療法に精通した講師(公認心理師・臨床心理士)が担っており、オンラインのため自宅にいながら全国各地から受けられるのが最大のメリットです。
期待できる効果として
- 日常生活や仕事での困りごとの整理
- 気持ちの落ち込みや不安の軽減
- 人間関係のスキル向上
- 自己理解と自己肯定感の促進
グループで行うメリット
- 同じような悩みを持つ仲間と安心して話せる
- 自分の工夫や他者の工夫を共有できる
- 支え合いながら取り組むことで継続しやすい
集団カウンセリングの目的
同じ悩みや問題を抱える方を対象とした、集団でのプログラムを行うことで以下のようなことを目指します。
- ①お互いの想いや悩みを共有する
- ② 新しいスキルの習得
- ③ 自己理解を深める
- ④ より自分自身にあった「処世術(対処スキル)」を身につける
- ⑤ 同質な集団で新たな体験をする
開催概要
| 回数 | 全4回(週1回予定) |
| 参加費 | 1回 4,000円(全4回で16,000円) ※部分参加も可能 |
| 定員 | 6名限定(先着順) |
| 対象 | 成人で自閉症の診断を受けた方、または傾向がある方 ※現在も診断を受けている方は担当医の許可を貰ってください。 |
| 形式 | オンライン(専用システムを利用) |
| 支払い方法 | クレジットカード払い |
全4回のテーマ
1回目:障害理解
- 1回目:障害理解
- 2回目:上手に頼む・断る
- 3回目:自分の特徴を伝える
- 4回目:ピアサポート
お問合せ・申し込み
お問い合わせや申込方法は、下記のボタンから受付しております。
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