強迫性障害はオンラインカウンセリングで楽になる|自宅から始める一歩|テラピ
COLUMN
こんにちは。オンラインカウンセリングTerapiでコラムを担当している、臨床心理士・公認心理師です。
「鍵を閉めたか、何度も確認してしまう」「手が汚れている気がして、何度も洗ってしまう」「不吉な考えが頭から離れず、打ち消す行動をやめられない」——こうした経験に心当たりはありませんか。
強迫性障害は、本人にとって「やめたいのにやめられない」つらさが特徴の症状です。まずは、ご自身に当てはまるものがないか、確認してみましょう。
強迫性障害の主な症状|セルフチェック
・同じ確認を何度も繰り返してしまう
・手洗いや消毒に長い時間がかかる
・「汚れている」「危険かもしれない」という考えが頭から離れない
・確認や儀式的な行動をしないと、強い不安を感じる
・家族や周囲の人にも確認や安心の言葉を求めてしまう
・こうした行動のために、外出や仕事、学業に支障が出ている
複数当てはまる場合、強迫性障害の可能性があります。
なぜ悪化してしまうのか
強迫性障害がつらくなる背景には、ある悪循環があります。
不安な考えが浮かぶ→その考えを打ち消すために確認や儀式的な行動をする→一時的に不安が下がる→しかし、その安心はすぐに薄れ、また同じ考えが浮かぶ→再び確認や儀式を繰り返す。
この流れが繰り返されるほど、確認の回数は増え、かかる時間も長くなっていきます。「一度確認すれば安心できる」はずが、確認するたびに「本当に大丈夫だろうか」という新たな不安が生まれてしまうのです。
確認や儀式的な行動は、その場の不安を一時的に減らす一方で、長期的には不安を消えにくくしてしまいます。
つまり、「不安だから確認する」という対処自体が、次の不安を作り出す原因になっているのです。この仕組みを知らないまま自己流で対処を続けると、確認や儀式の対象がどんどん広がり、生活のさまざまな場面に影響が及んでいくことがあります。
対処法①:不安と行動を切り離す練習をする
まず取り組みたいのが、不安を感じても、すぐに確認や儀式的な行動に移さない練習です。
たとえば、鍵を確認したくなったときに、その場で1分だけ我慢してみる。手を洗いたくなったときに、洗う前に「今、何が不安なのか」を言葉にしてみる。こうした小さな「間」を作ることで、不安と行動が自動的に結びついている状態を、少しずつゆるめていくことができます。
最初は強い不安を感じるかもしれませんが、多くの場合、時間が経つと不安は自然に和らいでいきます。この「確認しなくても、思っていたほど悪いことは起きなかった」という経験の積み重ねが、回復への大切な一歩になります。
対処法②:一人で抱え込まず、専門家に相談する

強迫性障害の対処は、自己流だけで進めるには限界があります。特に、症状が生活に大きく影響している場合は、認知行動療法など、専門的なアプローチによる支援が効果的です。
とはいえ、「心療内科や精神科に通うのは気が重い」「近くに専門の相談先がない」「症状について話すこと自体が不安」という方も少なくありません。
そうした方にとって、自宅から相談できるオンラインカウンセリングは、専門的な支援への負担の少ない入り口になります。通院の時間や交通費がかからず、周囲の目を気にせず相談できることも、大きな安心材料です。
強迫性障害の症状は、本人の意志の弱さが原因ではありません。不安と行動が結びついてしまう、心の仕組みによるものです。だからこそ、正しい理解と適切な対処法を知ることで、症状は着実に軽くしていくことができます。
Terapiでは、対面カウンセリングに加えて、自宅からご利用いただけるオンラインカウンセリングもご用意しています。「まずは話を聞いてほしい」という段階からでも構いません。一人で抱え込まず、専門家と一緒に、今の状態を整理するところから始めてみませんか。
お問合せ・申し込み
お問い合わせや申込方法は、下記のボタンから受付しております。
迷っていたり、この事を聞いてみたいなど、どうぞお気軽にご相談ください。