自閉症の集団カウンセリングプログラム|Terapi(テラピ)のオンライン&対面サポート

COLUMN

「周りと同じようにできない」「人間関係で誤解されやすい」 ——そんな生きづらさを抱える大人の自閉スペクトラム症(ASD)の方へ。
Terapi(テラピ)では、同じ特性をもつ仲間と安全な場で学び合う集団カウンセリングプログラムを提供しています。

自閉症の集団カウンセリングプログラムとは

自閉症の集団カウンセリングプログラムとは、大人の自閉スペクトラム症(ASD)を主対象にした少人数グループ形式の心理療法です。Terapiが提供するこのサービスは、オンラインカウンセリングに対応しており、仕事や家庭と両立しながら参加できる設計になっています。

オンラインでビデオ通話をしながらノートを取っている人々が映っています。彼らは自閉症スペクトラムや発達障害に関する集団カウンセリングプログラムに参加しており、コミュニケーションや対処法について話し合っています。

このプログラムの特徴は、同じ悩みや特性をもつ方同士が集まり、安全な場所でコミュニケーションを練習し合うことにあります。薬物療法だけに頼らず、認知行動療法(CBT)をベースにした心理学的アプローチで日常生活のしづらさを軽減していきます。

1回あたり60〜90分、週1回ペースで実施し、定員は4〜6名の少人数制をとっています。発達障害の特性に配慮した協調性のある環境で、自分のペースで取り組むことができます。

目的と対象となる方

このプログラムは「自己理解を深め、日常生活や仕事での困りごとを整理したい方」に適したプログラムです。

プログラムの目的

  • ・自己理解の深めたり、自分自身の特性を受け止める
  • ・コミュニケーション・対人スキルの練習をする
  • ・仕事・学業・家庭での困りごとの整理する
  • ・二次障害(うつ・不安・自己否定感)の予防を目指す

対象となる方

  • ・18歳以上の自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム特性のある方
  • ・診断の有無にかかわらず相談可能
  • ・20〜50代の社会人・大学生・在宅ワーカーなど


具体的な困りごとの例として、人間関係の誤解、職場のコミュニケーション、感覚過敏やこだわりによる疲れ、集団が苦手で孤立しやすいといったものがあります。うつ病・パニック障害・社会不安症などを併存している場合も、主治医や担当医と連携しながら参加調整が可能です。


※急性期の強い希死念慮や重度の依存症がある場合は、まず医療機関の受診や個別カウンセリングを優先してください。

理論的背景とTerapiの特徴

Terapiの集団プログラムは、エビデンスに基づく認知行動療法を中核に開発されたプログラムです。

昭和大学などが開発した発達障害専門プログラムの視点を参考に、ソーシャルスキルトレーニング(SST)、アンガーマネジメント、マインドフルネスを組み合わせ、オンライン環境に最適化した独自アレンジを施しています。

特性強さ(強み)困りごと
社会性正直・誠実なコミュニケーション非言語キューの誤解
こだわり詳細指向・ルーチン遵守柔軟性不足・変更耐性の低さ
感覚過敏繊細な感受性音・光・匂いへの過剰反応
実行機能集中力の高さマルチタスク苦手

Terapiのカウンセラーは全員、公認心理師・臨床心理士資格を保有し、発達障害や不安症・うつ病へのCBT経験が豊富です。オンラインカウンセリングであることから居住区に関わらずカウンセリングを受けていただくことが可能です。通信暗号化など安全面も配慮しています。

プログラム構成(全4回の流れ)

全4回・1回60〜90分・隔週開催のモデルケースをご紹介します(例:2026年5月11日開始)。

時間帯例:

  • ・平日夜コース:19:30〜21:00
  • ・土曜午後コース:14:00〜15:30

段階的に「自己理解 → 社会性 → こだわり・感覚過敏 → 二次障害予防」と進み、4回で自己理解から実践スキル・予防策まで網羅します。

第1回:自閉スペクトラム症(ASD)の理解と自己理解

30代会社員のAさんは、診断を受けたもののなぜ職場の雑談で孤立するのか理解できずにいました。この回では、そうした「診断名と自分の生きづらさがつながっていない」傾向にある方の自己理解を深めます。


主な内容:

  • ・ASD特徴(社会性・コミュニケーション・こだわり・感覚過敏)のチェックリスト
  • ・ワークシートで「得意」「苦手」「疲れやすい場面」を整理し共有
  • ・「できない自分」ではなく「特性の違い」として捉え直すリフレーミング


宿題:
1週間の中で「困りごとが起きた場面」と「うまくいった場面」をメモ

第2回:社会性の困りごととコミュニケーションスキル

「LINEの返信タイミングがわからない」「上司への相談のタイミングが難しい」——現代ならではの社会場面での困りごとに取り組みます。


主な内容:

  • ・SST(ソーシャルスキルトレーニング)で「あいさつ」「頼む・断る」「意見の伝え方」を練習
  • ・ブレイクアウトルームで2〜3人ペアのロールプレイ
  • ・CBTシートで「状況→考え→感情→行動」を整理


宿題:
実生活で「一つだけ新しい頼み方または断り方」を試す

グループワークでは肯定的フィードバック必須のルールを設け、安全な雰囲気を維持します。

第3回:こだわり・感覚過敏との付き合い方と生活の工夫

テレワークやハイブリッド勤務が増えた2026年、オフィスの騒音や予定変更へのストレスを抱える方も多いのではないでしょうか。

イヤホンをつけて静かに集中している人が描かれています。彼は発達障害の理解を深めるために、心理療法や集団プログラムに参加している様子が伺えます。


主な内容:

  • ・感覚過敏(音・光・匂い・触覚)とこだわりの具体例整理
  • ・IT・研究職・クリエイティブ職など集中力が強みになる事例紹介
  • ・対処法チェックリスト(ノイズキャンセリング、照明調整、ToDoリスト活用など)
  • ・マインドフルネス3〜5分の短い実践
  • ・「続けたいこだわり」と「調整したいこだわり」の棚卸し


宿題:
一つだけ生活の工夫を試す(例:朝30分はイヤホンで音を調整)

第4回:二次障害の予防・自己肯定感の回復と今後のステップ

誤解や失敗の積み重ねが、うつ・不安・自己否定感につながる悪循環。この回では心理教育とCBTを用いて、自己肯定感を回復する対処法を学びます。


主な内容:

  • ・「自分への厳しすぎる考え方」に気づき、バランスのよい考え方へ修正
  • ・3回分のワークから「自分なりの対処ベスト3」をまとめる振り返りシート
  • ・「できたこと日記」など日常で使える技術の紹介
  • ・1か月後・3か月後の未来プラン作成


今後の選択肢として、Terapiの個別カウンセリング(CBT)や継続グループ、職場ストレス・睡眠障害向けプログラムもご用意しています。

お問合せ・申し込み

お問い合わせや申込方法は、下記のボタンから受付しております。
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