仕事が辛いのは甘え?よくある原因や対処法・注意点を解説!

COLUMN

社会人の中には、仕事が辛い、仕事を辞めたいと悩んでいる人が少なくありません。

仕事が辛いと感じることは甘えなのかと、自分を責める人もいるのではないでしょうか。仕事が辛いとしても、自分に問題があるとは限りません。
心身に不調をきたす前に辛さを改善するための対策を講じましょう。

この記事では、仕事が辛いときの原因や対処法、注意点などについて解説します。

仕事が辛いときのよくある原因と対処法

仕事が辛いときのよくある原因として以下の6つが挙げられます。それぞれの原因の具体例を対処法にも触れつつ解説します。

人間関係が悪い

人間関係が悪い職場では、理不尽な対応を取られるケースが多く見られます。上司から納得できない評価を下される、部下が指示を受け入れてくれない、同僚から仲間外れにされるといった状況であれば、人間関係が悪いと考えられるでしょう。

人間関係が悪い原因が分からない、原因が分かっても解決が難しいといった場合は、上司に部署の異動を申し出ることも解決策の一つです。

異動を申し出る際は、人間関係が悩みであると言及しなくても構いません。他の職種に挑戦したいなどポジティブな理由を挙げることで、異動の希望を聞いてもらえる可能性があります。

仕事の成果が出ない

仕事の成果が出ないときは、事務処理が遅い、営業成績が振るわないなどの状況に陥っている可能性があります。仕事の成果が出なければまずは同じ部署の上司や先輩に相談してみましょう。上司や先輩は経験が豊富であるため、相談してみると仕事についてアドバイスをもらえるかもしれません。また人には向き不向きがあるため、職種を変えて転職してみると活躍できる可能性があります。

会社の方針が合わない

経営方針が合わない、会社の制度に従うと働きづらいなど、会社の方針や社風が合わないと感じる場合は自分の価値観が会社の方針と合っていない可能性があります。

自分の価値観を変えられない限り、このまま働いていても実力を発揮できないかもしれません。会社の方針が合わないときは居心地が悪いと感じる原因を突き止め、今後この会社で働いていけるか考えてみてください。

将来性を感じられない場合は、思い切って転職してみると良いでしょう。周囲に合わせるストレスから開放され働きやすくなる可能性があります。

労働時間が長い

毎日残業を強いられて心身が辛い、休日出勤する頻度が多い、有給休暇を取りにくいといった場合は労働時間が長すぎる恐れがあります。上司に残業時間の長さを相談すると仕事の分量を調整してもらえる場合があります。ただし、部署全体が激務の場合は残業が当たり前の環境になっているかもしれません。業務量の少ない部署に異動できれば残業が減る可能性があります。

給与・待遇が見合わない

他の会社の同世代と比較して給与が低い、ハードな割に給与が低すぎる、成果に応じて給料が上がらない、といった不満を感じるときは給与・待遇が見合っていない可能性があります。勤め先で成果を上げたときに昇給できる可能性があれば、今の仕事をそのまま続けてもよいでしょう。一方、勤め先で努力しても希望する給与・待遇が得られないようであれば、転職も視野に入れることをおすすめします。

仕事内容がきつい

仕事そのものがきついときは、営業成績の数字に悩まされるといった精神的なストレスをはじめ、通勤時間が長すぎたり、肉体労働による身体面の疲労を感じたりするケースがあります。

精神的・肉体的に厳しい仕事では、本領を発揮できない可能性があります。部署の異動により状況が改善するならば、異動を申し出てみてください。異動を申し出る際は、どのような仕事なら続けられそうか考えた上で上司に相談しましょう。

異動に対する個人の希望が明確ではない場合、上司としても対応に悩む場合があります。

仕事が辛いときの注意点

仕事が辛いときは上述したような対処法を取ると状況が改善される可能性があります。一方、無断欠勤をしたり、勢いで仕事を辞めたりすると自分が不利になる場合があるためおすすめできません。仕事が辛いときの注意点を以下で解説します。

無断欠勤をしないようにする

仕事が辛い時は会社を休んで休養することも大切です。しかし、無断欠勤をするとさらに状況が悪くなる恐れがあります。無断欠勤は仕事に対する責任の放棄を意味します。無責任と見なされると信用やキャリアアップの機会を失うかもしれません。場合によっては、無断欠勤は損害賠償や懲戒解雇の理由にもなるため、転職活動をする際にも悪影響がでる恐れがあります。

勢いで仕事を辞めないようにする

仕事が辛くて勢いで仕事を辞めると後悔する恐れがあります。転職先を決めてから仕事を辞めましょう。仕事を辞めると無収入になります。困窮すると精神的に追い込まれ、焦って転職先を決めて失敗するリスクが高まります。なお退職時に引き留められる可能性が高い場合は、転職先を決めてから上司に報告するとよいでしょう。新しい働き口が決まっていれば、引き留めが難しいと考えてくれる可能性があります。 

まとめ

仕事が辛いのは甘えではありません。

仕事が辛い原因をしっかりと考えて対処方法を試みましょう。くれぐれも無断欠勤や勢いで退職しないようにご注意ください。テラピでは、さまざまな悩みを抱える人の相談に対応いたします。日本では数少ない認知行動療法の専門家がお話をお聞きします。

オンライン・対面・オンラインと対面の組み合わせなど、ご希望に合わせたカウンセリングが可能です。メンタルヘルスの不調にお悩みの方はテラピにご相談ください。

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